コロナ下での技能実習生入国 !!

全世界からの中長期滞在者を対象にした入国制限の緩和にともない、当組合でも14名の技能実習生入国が実現されました。
しかしながら通常の入国プロセスと比べ、かなりの労力と費用、そしてリスクが発生してしまいます。
フィリピン人技能実習生入国プロセスとして、出国前の健康モニタリング(14日間)→PCR検査及び健康証明書の取得(セブ島・ネグロス等)
→フィリピン国内移動の渡航許可→マニラに宿泊及び出国前PCR検査の実施→受け入れ側の誓約書の提出
→日本入国時にスマホの携帯及び接触アプリとLINEのインストール→日本入国後PCR検査→そして14日間の隔離
問題は入国後隔離施設確保(14日間)これは1人1部屋の個室と、共有トイレ・キッチン等は認められないため、どこの監理団体も、この隔離施設の確保が難しく、そう簡単には受入れが進まないと予想されます。
当組合では近隣ホテルと交渉し、また受入れ企業様にもご援助頂き、格安にて宿泊させて頂ける運びとなりました。しかしそれでも隔離中の食事の配達や、宿泊費用等々を考えると、このコロナ下で技能実習生の受入れには、かなりの労力と費用、そしてリスクが発生するものとなってしまいます。
本来4月入国予定だったため、これ以上の先延ばしすることは技能実習生・受入れ企業双方にとってマイナスと判断し、受入れの決定を致しましたが、1日でも早くのコロナウィルス収束と、安心・安全に渡航出来る日が来ることを祈るばかりであります。
当組合としても引き続き、本来の入国予定順に受入れを進めてまいりますが、入国までにかなりの時間を要する可能性がございます事を、どうかご理解頂きますよう、宜しくお願い申し上げます。