WITHコロナの新たな段階へ

 暦の上でも、冬の足音が聞こえてきました。

 国内での新型コロナの感染も収まりをみせ、外国人の入国に関する「水際対策強化に係る新たな措置(19)」が発表されました。技能実習生が、新規入国制限の見直しにより条件付きではありますが、入国が再開される運びとなりました。

 しかしながら現在外国人の足止めが約37万人、そのうち技能実習生・留学生が7割を占め、入国解禁となれば一斉に外国人が押し寄せるため、政府は入国人数を絞りつつ段階的に受入れを拡大していく方針です。そのため当面の入国制限見直し対象者は、2020年発行の在留資格保持者が対象となり、残念ながら当組合の技能実習生は該当しません。

 今後さらなる受入れ拡大に期待したいと思います。

 フィリピンでの日本語の授業は、変わらずオンライン授業で行っております。大人数から少人数のクラスに編成しなおし、単語から文章への授業に切り替えています。日本語が嫌いにならずに、少しずつでも理解していってくれればと思います。

 最後になりましたが、組合員の皆様の変わらぬご協力に感謝いたします。各地で監理団体の許可の取消や技能実習計画の認定取消などの報道もありますが、当組合は皆様の信頼にこたえられるよう、努力してまいります。今後ともよろしくお願いいたします。